不動産トピックス

編集後記

2014.02.17 10:22

 北九州市には歴史的な建築物が多い。その一つがJR鹿児島本線・筑豊本線「折尾」駅の旧東口駅舎だ。明治24年に開業した同駅、1階は筑豊本線、2階は鹿児島本線のホームが変則的に配置され、日本初の立体交差駅としてファンの間では有名である。旧東口駅舎は大正5年に建築され、設計したのは辰野金吾ともいわれている。残念ながら同駅は高架化事業が実施されることになり、旧東口駅舎は竣工100年を目前にして取り壊されてしまった。新しく誕生する駅舎も末永く利用者から愛される駅舎であってほしい。名物の「かしわめし弁当」を食しながらそう思った。(鵜野)

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