不動産トピックス

クローズアップ LED照明編

2013.06.03 17:48

 ビルの省エネ対策の中で代表的なものの一つに挙げられるのがLED照明への更新。LEDに関する技術は日進月歩で進化しており、現在、様々な特徴を持つLED照明が開発されている。今回のクローズアップでは、他社にはない特徴を持つ、各社一押しのLED照明を紹介している。

パナソニックエコソリューションズ 合計320品種の豊富な品揃え
 パナソニックエコソリューションズ社(大阪府門真市)は、手軽にLED光源の交換が可能な「LEDソケッタブル ダウンライト(全320品種)」を6月1日から順次発売する。
 LEDダウンライトの光源寿命は、1日10時間365日点灯の場合は約10年。マンションの共用部やホテルのロビーなど、長時間点灯が必要なところでは、5~6年程度で光源寿命となるため、光源を手軽に取り替えられる照明器具が求められている。そこで同社は、電球のように手軽にLED光源の交換ができるLEDダウンライトを開発。明るさも100形・150形・200形と電球には無いハイパワーな明るさを実現した。常時点灯状態のマンションの共用部、24時間稼働しているホテルのロビーや長時間営業する店舗などの場所に適した照明となっている。光源色は昼白色、白色、温白色、電球色の5パターンから選ぶことができ、さらに配光角はそれぞれに広角と拡散をラインアップ。合計320品種の豊富な品ぞろえで、様々なシーンに合わせて使用することが可能である。また、高効率なワンコア(ひと粒)タイプの搭載で、優れた省エネ性を実現している。

山田照明 ロングセラー商品「Z-LIGHT」が人気
 照明器具の企画・設計・製造・販売を行う照明器具メーカーである山田照明(東京都千代田区)。東日本大震災以降、急激に高まった節電需要に対応する、同社の「Z―LIGHT(ゼットライト)」が好調だ。
 「タスクアンビエントという考え方を1年半前から提唱してきました。その考え方を具体化してきたのが、『Z―LIGHT』シリーズです。シリーズの中でもLED光源を採用した省エネモデルについては、震災後、在庫が底をつくほど好調な売れ行きでした」(企画開発本部 本部長 小峰 勉氏)
 「Z―LIGHT」は、開発販売からすでに59年経過しているロングセラー商品。手元を照らすデスクトップライトとして、数多くの導入事例を誇る。小峰氏が話すタスクアンビエントとは、オフィス内のベースライトを消す、もしくは照度を落として手元の照明で作業するなどタスク照明とアンビエント照明の機能をすみ分け、電力使用の無駄を無くすという考え方である。「Z―LIGHT」はLED化することで、このタスクアンビエントという考え方に加え、省エネ・節電を実現するエコロジーな照明としても注目を浴びた。
 「当社は『Z―LIGHT』以外のLED照明もご用意しています。特に、LEDダウンライトはロビーまわりやエレベーターホール、役員室などに採用されることが多く、高品位な光を求められている箇所への設置ニーズが高いのが特徴です」(小峰氏)

遠藤照明 イニシャルコストの償却年数3年以内を実現
 遠藤照明(大阪市中央区)はこれまで照明メーカーとして培ってきた技術力を生かして、より高効率かつ安全性の高いLED照明の開発を行っている。
 LED照明の安全規格はようやく整備されてきたものの、未だにLED照明に対する安全性について不安を抱いている施主の方も多いのではないか。同社は安全性の向上を図るため、昨年12月に大阪にテクニカルセンターを設立。テクニカルセンターでは、自社開発・製造のLED照明に対して、妨害波対策・振動試験・塩水噴霧/CASS試験などの性能評価・環境評価を実施している。
 「厳しい社内規格を通過した安心・安全な商品だけを供給していますので、LED照明の安全性が高いのは当然として、製品に対して5年保証も用意しています」(代表取締役専務取締役 遠藤 邦彦氏)
 また、LED照明の性能という点についても、同社は導入先から高い評価を得ている。特に、直管形LED照明「LEDZチューブ Sタイプ」は、135lm/Wという高効率である点が特徴だ。従来光源であるFLR型は約70lm/W、Hf型は約100lm/Wであることから、いかに高効率であるかがお分かりいただけるだろう。
 このlm/Wという数値は、1Wに対する明るさを表す単位であるが、この数値が高ければ高いほど高効率となる。そのため、同じlmのLED照明を比較してみると、この数値の高いLED照明の方が、電気料金が安いということになる。1本であれば、電気料金に大差は無いかもしれないが、数百本単位となると、このlm/Wの数値が電気料金に大きく跳ね返ってくるため、LED照明の導入を本格的に検討されているオーナーは注意が必要だ。
 「LED照明の導入の判断基準として重要なイニシャルコストの償却期間につきましても、当社のLED照明は前述したように他社製品と比べて高効率である点を特徴としていますので、FLR40Wから更新した場合、3年以内で償却することが可能である点もセールスポイントの一つとなっています」(遠藤氏)

ウシオライティングハロゲン形のLED電球
 ウシオライティング(東京都中央区)は、一般照明、商業施設・店舗照明などで多く使用されている「JDRφ70ハロゲンランプ」の代替光源として、同等の明るさ、サイズ、光の質を再現する「LEDIU LED電球 ダイクロハロゲン形 JDRφ70タイプ」の業界最高水準の高い演色性、明るさを備えた2モデル(3品種)を販売した。
 これまで、「ハロゲンランプJDRφ70代替LEDIU LED電球」は、色温度2700K、Ra(平均演色評価数)85の1品種のみであったが、高い演色性を備えたVividモデル2品種(2700K、3000K、ともにRa95)および、最大高度4150cdの明るさを達成した高色温度モデル(5000K、Ra85)、計3品種をラインアップに加えたことで、使用場所、用途はさらに拡がり、ユーザーはそれぞれの環境に適した照明を選ぶことができる。
 また、6つのLEDによる光を最適制御するための、独自の3D光学シミュレーション、レンズ設計、光学技術により、ハロゲンランプの配光を再現、ムラのないフラットな光、輪郭の美しいグラデーションのある光を提供する。さらに、放熱性に優れたラインスリット形放熱フィンと、レイアウトを最適化した電源が、ランプのコンパクト化、軽量化を実現、サイズをハロゲンランプとほぼ同等にしている。


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