不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2013.01.14 14:06

■金融不動産業での英語スキル習得のための総合スクールを展開する不動産英語塾(東京都千代田区)は、同社が主催する不動産英語塾講演会・修了発表式・懇親会を「クリエイト紀尾井町セミナールーム」にて平成25年1月19日に開催する。
開場は13時10分。同会は13時30分~16時まで3部構成で行われる。
 まずは、「日経企業による東南アジア不動産の進出状況」と題し、清水建設の海外投資部門プロジェクトマネージャーである金津正樹氏が講演。次に第4期不動産英語塾各コース選抜者による発表および講師による寸評と修了証が授与されることとなっている。その後、懇親会・名刺交換会をプログラム。なお、塾生は無料だが、一般の場合も3000円で参加が可能だという。

■人材派遣大手のパソナグループ(東京都千代田区)のビル選びがおもしろい。東京本社は日本橋呉服橋交差点に位置する旧大和證券ビルに入居しているが、コンセプトは「オフィスと自然の融合」。1階には大規模な植物工場を設置しており、見学者にも開放している。一方、昨年9月には大阪本社を梅田から淀屋橋に移転させた。グループ企業を集積することが目的だが、入居したのが昭和42年竣工の「UD御堂筋ビル」。こちらは同社が手がける障害者自立支援事業の紹介を兼ねた「芸術」をテーマにした作品展示が見ものとなっている。
 大手企業は最先端の高スペックビルに入居すると思われがちだが、築年の古いビルは契約次第で自由にリニューアルでき、しかも賃料が値ごろ。同社のように独自の展示スペースを企画する企業は物件の築年にはこだわらないのかもしれない。

■今週号で取り上げたノロウィルスの特集。実際に年末年始にかけてノロウィルスに苦しんだビルオーナーがいる。  元旦。例年であれば家族で初詣に出かけるものの、今年は自宅で過ごしていた。「熱が出るわけでも吐き気があるわけでもなかった。とにかく下痢が辛かった」とビルオーナー。自分の部屋とトイレを行ったり来たりの日々が4日間続いた。胃に負担をかけられないため食事もほとんど取れず餅が中心だったという。完治した後は、日々の食事がより美味しく感じるようになったそうだ。
 「ノロウィルスだと医者に言われた時は、『まさか自分が』と思いました。完治した後も、疲れがなかなかとれず体力はまだ戻っていません。健康が第一だと実感しました。また、ビルには複数の人が出入りをしますので、感染を防ぐための対応策を考えなければと思っています」(ビルオーナー)

■独自の外装リニューアル工法「景観工法」で既存建築物の美観向上を提案するアレンジコンクリート(埼玉県北足立郡)。同工法は弊社別冊雑誌「不動産ソリューションブック」で取り上げられ、多くの反響を呼んだそうだ。
 「ある都内のビルオーナーからは、美しく生まれ変わった『東京』駅の丸の内駅舎のような外観にしたいというお問い合わせをいただきました」(同社代表取締役 田淵 憲一氏)

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