不動産トピックス

編集後記

2012.03.26 16:10

 あるマラソン選手の話だが、苦しい時はとりあえず次の電柱まで走り、その電柱を過ぎたらまた次の電柱まで走る。ゴールのことは考えず、これを繰り返すという。ビル経営に限ったことではないが、あらゆる社会的活動は継続によって発展していく。マラソンと違ってゴールはなく、走り続けるだけのレースである。しかし震災からの復興という大きな課題を目にした時、形だけでもいい、こればかりはゴールを設定しなければと、仙台サミットに訪れた多くのビルオーナーを見てその思いを強くした。もちろん、全力疾走しなければならないことにかわりは無いのだが。

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