不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.06.07 17:07

■アッドバリューの冨永恵一郎氏、五反田の市況について語る。「五反田駅周辺の相場は値下がりしており、東口より西口の方が賃料は落ち込んでいます。山手通りなどの大通り沿いでも空室の情報を見掛けるようになりました。100坪や200坪クラスの大型オフィスは需要が低いため、なかなか決まらないようです」と語る。レンタルオフィスとして満室稼働を続けていた同社においても、空室が出てしまっているため昨今の不景気を実感するようである。

■桜新町のエリアでビルを所有する港建築の田中光和氏。駅近辺に立地しているため、マナーに関しての気苦労が多いという。同氏は、「駅前の歩道に自転車を止めて行く人がいるので困っています。放置すると20台近くに膨れ上がってしまいますので、1台でもあったら撤去するようにしています。また、煙草のポイ捨ても多いので、毎朝、掃除を行っています。軒先に灰皿を置かなくなった店も増えてきているので、拍車を掛けているのではないかと思います。行政が道端に喫煙スペースを作ってもらえるとありがたいです」と語る。

■東京海上日動あんしん生命(東京都中央区)新宿中央支社の安藤賢治氏は、昨年までコクヨS&T(東京都品川区)で防災製品などを取り扱う事業部に在籍していた。同氏は業務に従事する中で防災士の資格を取得するなど、自身が人のために何をすることができるか、突き詰めて考えてきたという。
 「違うフィールドに移った現在でも、業務を遂行する上で『人のため』という思いに変わりはありません」と同氏は述べている。

■田町エリアにオフィスビルを所有する、旭ビルディング代表取締役の森部徹氏。同氏が心待ちにしているのが田町~品川間の山手線新駅開業である。
 「田町はオフィスビルが非常に多く、慶應義塾大学も所在しているので、ビジネスマンや大学生で大変賑わう街です。国道1号と第一京浜に挟まれた当社の所有ビル周辺地区のみ、人の流れが極端に少ない状況です。新駅が開業することによって新たな動線が生まれ、当ビル周辺にも人の流れが生まれると期待しています」

■ダク・エンタープライズ(東京都港区)の代表取締役である阿部龍治氏は、5月28日に発売となった『iPad』を購入し、早速業務に役立てているとのことだ。「操作感は『iPhone』と一緒ですが、『iPad』の方が画面が大きい分、クライアントの方に対してのプレゼンテーションなどにも役立てることができます。また、書籍や雑誌などを読むアプリケーションを使用することで、実際の本をめくる感覚で読書をすることもできます」(阿部氏)

■日本エコ断熱フィルム(福島県福島市)の代表取締役社長である冨田英樹氏は、自社サイトにて様々な工夫をしている。その代表的な例が、動画サイトの使用である。「当社の販売している遮熱フィルムを施工している動画から、その効果を確認している動画を動画サイトである『YOU TUBE』にアップロードして、サイトに来た方に見てもらえるようにしています。その影響からか、ホームページからの受注が増えています」(冨田氏)

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