不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.05.31 10:45

■道路舗装事業を起点に幅広い事業を手掛けているNIPPO(東京都中央区)。同社が所有する芦ノ湖スカイラインの一部に走行すると音楽を奏でる道路「メロディペーブ」があるという。
 開発事業部長の井氏によれば、「車両が通過すると童謡の『ふじの山』が流れます。メロディを体感することによりドライバーに対して注意喚起を促し、睡眠防止などに効果があります」と語る。新しい舗装技術を開発する際に、芦ノ湖スカイラインで試験走行をするため収益面だけではなく、開発面においても貢献しているようである。

■リコー販売(東京都中央区)は6月9日・10日の2日間にかけて、千代田区丸の内の「東京国際フォーラム」にて、展示会「VALUE PRESENTATION 2010」を開催する。これは、より良いワークスタイルの構築を実現することを目的とした、同社の社内実践事例などを展示するというもの。同社銀座営業所の橋本昭彦氏は「ITソリューションや事業戦略などをテーマに、ゲストスピーカーを招いての講演も予定されていますので、ぜひ会場にお越しください」と述べている。

■アペックス産業(東京都港区)代表取締役の元木貢氏は、NHKの番組に出演し、近年被害が増加しているトコジラミへの対策についてアドバイスを行っている。
 番組は夕方の放送で、元木氏は生放送で自社の研究室に訪れた取材スタッフに対応し、トコジラミ発見と駆除のポイントを解説している。トコジラミは発見の難しさと繁殖力の強さから被害が拡大しており、同氏のアドバイスによって、今後被害の鎮静化が期待される。

■公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)は5月31日付けで所在地を現在の千代田区大手町から東京都港区浜松町2-1-1の「芝エクセレントビル」4階へと移転する。移転先は都営大江戸線・都営浅草線の「大門」駅から徒歩1分の場所に立地しており、このほかにもJR山手線の「浜松町」駅、都営三田線「芝公園」駅からもアクセス可能な好立地である。
 同協会は今年、公益社団法人化によって名称を改めており、今回の事業所移転を含め、新体制で今年度に臨む。

■さいたま市の「大宮」駅東口に、「ミナトビル」を所有するミナト商事代表取締役の坂仁視氏。同氏は駅東口再開発に積極的に参加しているが、西口にビルを持つオーナーらとも情報交換を行い、街のあるべき姿を検討しているという。
 「東と西で意見をぶつけ合うのは非常に良いことですが、小さい頃から知った顔が多く、つい悪口の言い合いになってしまうこともありますね」(坂氏)

■防水塗料の販売と施工を行うビーアールエス代表取締役大竹社長が、数年来、週刊ビル経営紙面内で主張している内容の要約は以下の通り。
 「事が起こってからの対処療法では遅すぎる。ビルオーナーも、ゼネコンも皆、『予防する』ということについてもっと真剣に考えよう」

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