不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2009.01.26 11:10

古河テクノマテリアル 簡単で素早く施工することが可能 ケーブル貫通部の防火措置キット 姉妹品と合わせて2サイズを追加
 古河テクノマテリアル(神奈川県平塚市)は、建築物内におけるケーブル貫通部の防火措置キット「プチロク」について、適用範囲を拡大し、新たに国土交通大臣認定(1時間耐火)を取得。姉妹品の「プチロクワイド」を合わせて2サイズを追加し、12月から「プチロク」シリーズとして5品種での販売を開始している。
 同シリーズの特長は、施工が簡単、かつ素早く行うことができ、化粧性が良く、施工後の美観を維持可能な点である。
 今回の適用範囲、サイズ拡大の内容として「プチロク」は、ケーブルに加え、新たに合成樹脂可とう電線管(PF管、CD管)を施工対象に追加。呼び径は最大28mmまでで、開口サイズと配管サイズによっては複数本まとめて施工することができる。最大開口サイズは、従来の40mmから50mmまでに拡大し、収容スペースが約60%アップした。
 これにより前述の合成樹脂可とう電線管呼び径28mmを収容することも可能となっている。施工できる壁の対象は、鉄筋コンクリート壁、ALC壁(軽量気泡コンクリート壁)、中空壁をはじめ幅広く対応している。また、「プチロクワイド」では、昨年11月に販売開始した100mm用に、新サイズとなる75mm用を加えた。
 価格は、「プチロクNPR-50」が1万7000円となっている。

TOTO 使う人の感性に合わせてコーディネート可能 自然をテーマに5シリーズ用意
 TOTO(北九州市小倉北区)は、使う人の感性に合わせてトイレをコーディネイトできる「トイレアクセサリー」5シリーズを2月2日から新発売する。
 同製品開発の経緯として、近年レストルームを「清潔で快適な空間」からさらに、「居室」感覚の空間としたい、「来客時に自慢できる空間に」と望む声の高まりを背景に、同社は気軽に新しくレストルームの印象を変えることができる「トイレアクセサリー」を開発する運びとなった。
 特長として、テーマを自然とし、使う人の感性に合わせて空間をデザインできるよう、5シリーズを用意。インテリアを選ぶ感覚で、空間をコーディネイトすることができる。また、「ふたカバー」と「トイレマット」は上から見ると一つの模様になるようデザインされている。
 同製品は、デザイン性にこだわるだけでなく、同社の商品との組み合わせにもこだわり、「ふたカバー」と「シートカバー」は、ウォシュレットの形状に合わせてデザインされている。空間サイズにも配慮した形状設計となっており、「スリムタイプ」と「ミニタイプ」2種類の新たなサイズを取り揃えている。参考価格として「ふたカバー」は、5500円から6500円となっている。

パナソニック電工 手ぶらで認証が可能な個人認証端末機 用途に合わせて3つのモード選択可能
 パナソニック電工(大阪府門真市)は、入退室管理システムである統合型セキュリティシステム「eX-SG」に追加することで、ハンズフリー認証が可能になる、個人認証端末機「Wave Acty」を1月21日から発売している。
 まず同製品の特長として挙げられるのは、扉の運用や用途に応じて、3つの認証モードから認証操作方法を選択できる点である。一つ目は「自動認証モード」。このモードでは「Wave Actyタグ」所持者が「Wave Actyリーダー」に近づいたとき、タグとリーダー間で自動的にID認証処理が可能。
 二つ目は「ボタン操作認証モード」。このモードではタグ所持者がリーダーに近づき、タグのボタンを押したときに、ID認証処理を行うことができる。
 三つ目の「近接認証モード」では、タグをリーダーにかざした時にだけ、ID認証処理を行うことが可能となっている。さらに、非接触ICカードリーダーとの併用に対応したアンチパスバック機能や警戒切替操作が可能。万一の「Wave Actyタグ」の電池切れに配慮したLED点灯機能も備えている。

大建工業 ドア側の金具をキャッチし閉まる音を押さえたダンパー アームが金具を切り離すので重さを感じず開閉できる
 大建工業(富山県南砺市)は、ドアが静かに閉まることで不快音を抑え、閉め忘れを防ぐ内装ドア用「開き戸ダンパー」を、業界で初めて商品化し1月5日から全国発売している。
 一般の開きドアでは、換気のために窓を開けた時、風の通り道のドアが大きな音で勢いよく閉まる。閉まりきらずに冷暖房効率が悪くなるなどの声が多く、その要望に応える形で、同社は今回の製品を開発・発売するとしている。
 その特長として、ドアが閉まる約10cm手前でドア枠本体のアームがドア側の金具をキャッチし、ゆっくりとドアを引き込む業界初の新機構を採用。ドアを約10cm開けると、ドア枠本体のアームが金具を切り離す機構なので、一般の開き戸と同様の扱いで、ドアクローザー付きのドアのような重さを感じずに開閉可能となっている。
 また、運んでいる物などが当たり、ドア枠本体のアームがずれてドア側の金具をキャッチできない場合でも、一度ドアを閉めると自動的に復帰する仕組みとなっている。価格は、鏡面ニッケル色が1万5750円。シルバーとゴールド色が1万500円となっている。

ライオン事務器 オフィスレイアウト変更にも機敏に対応
 ライオン事務器(東京都中野区)は、オフィスなどでパーティションとして使用できるフレキシブルパネル「RESPO(レスポ)」を1月20日から発売している。
 同製品の特長として、連結フックを溝に落とし込み、もう一方のパネルを引っ掛けるだけで下部の設置が完了。上部も付属のフックを設置するだけの仕様となっているので、手間がかからず簡単に施工が行える。また、エンドカバーがなくても自然なフレームデザインになっており、連結パーツも内部に収納できるため、部材紛失の心配も無い。これにより、エンドカバー部材などを不要とするため、コスト低減とレイアウト変更時の部材管理の簡素化にも効果を発揮。今後ますます求められる企業の機敏な組織変更にも柔軟に対応することができる。さらに、意識が高まる環境面においても木材を再利用し、木くずを固めたインシュレーションボード採用などにより、資源の有効活用・軽量化を実現。価格は3万4545円から。

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