不動産トピックス

編集後記

2009.01.05 15:36

 平成20年は秋口から急速に市場が冷え込んでいった様が印象に残る。国内上場企業倒産件数が戦後最多の30件以上、米国経済の象徴でもあるビッグスリーの財政難、バベルの塔のごとく天高く伸びるドバイのビル群も建築が途中で中断と、経済成長のシンボルがことごとく瓦解していく様を見る経験は、希少であると同時に二度は経験したくないものだ。思うに、実需が伴わないただ金融的・数字的な成長を目指した結果が、平成20年末の事態だったのではなかろうか。ともあれ景気の冷え込みは消費の冷え込みに繋がる。せめて年初は、豪華な新年会を楽しむとしよう。

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