不動産トピックス

編集後記

2006.09.04 15:44

 広島県で崩落事故のあった送水トンネルは27年間一度も点検されていなかったという。点検には送水を止める必要があり、県は、継続的な操業に図りたい企業の要望を優先してきたが、結果的に断水地域の工場では生産能力が著しく低下している。建築構造物の安全を確保するには点検は欠かせない、時には利用者に不便をかけることもあるだろう。ビル経営でも何を優先すべきか再考する必要がある。

PAGE TOPへ