不動産トピックス

商業ビル最前線

2006.04.17 11:13

三井不動産 ファッション専門店ゾーン「CANDYDRIVE」5月開店 20代女性中心に集客を図る店舗構成
 三井不動産(東京都中央区)、ららぽーと(千葉県船橋市)は、「TOKYO-BAYららぽーと」において、「ららぽーと1」を部分リニューアルし、アパレル、雑貨、飲食店等からなる専門店ゾーン「CANDYDRIVE」を、5月26日(金)にオープンさせる。同施設は約3800㎡の面積で、約26店舗が入居する。
 ターゲットは、20代女性を中心に、10代後半からヤングミセスまでとしている。
 店舗構成はトレンド系アパレルやインナー、ファッション雑貨、アクセサリー、ネイルサロンなど、バラエティ豊かなものを揃えている。代表的なものでは、アパレルの「LIZLISAFusion(リズリサフュージョン)」、「INGNI(イング)」、スポーツウェアの「roxy(ロキシー)」、飲食店ではスイーツの「ロマンドーロール」、ジュースバーの「フルーツ・パッソ」などだ。
 ららぽーとは、昭和56年の開業以来、常に来場者のニーズや時代の変化に合わせて増床・リニューアルを継続的に実施している。一昨年から昨年にかけては、「ららぽーとウエスト」の大規模改修、「ららぽーとイースト」における旧ダイエー棟の改装などを行った。同社によると、今回のリニューアルもこの一環であり、今後も常に新しい付加価値やサービスを提供・発信していくという。

ダイヤモドンシティ ダイヤモンドシティ仙台名取ショッピングセンター着工 核店舗にGMSと大型専門店
 ダイヤモンドシティ(東京都渋谷区)は、「(仮称)ダイヤモンドシティ仙台名取SC」の着工を発表した。同SCは、平成15年11月から開発計画を進めてきたが、今月8日に着工した。
 建設地となる宮城県名取市は、仙台市南東に隣接し、近年人口集積と企業立地が進む仙台エリアの副拠点都市として位置付けられている地域だ。敷地面積は約15万8000㎡、延床面積は約11万7000㎡の地上3階建て(1部4階)の商業施設となる。店舗面積は約5万㎡で、駐車場台数は約3500台だ。
 メインターゲットは30代ファミリーの全員としており、その家族の「個」に対応したライフスタイル提案をするファミリーソリューションSCとして、高感度、高感性なコミュニティ空間の提供を目指す。店舗構成は、GMSと大型専門店を核店舗にし、それを結ぶ150店舗以上の専門店モールを配置する。
 なお、新SCの正式名称は、今年度6月末〜7月頃に決定し、来年2月にソフトオープン、同年3月にグランドオープン予定となっている。

<商店街だより>亀戸中央通りで潮干狩りイベント
 亀戸五丁目中央通り商店街振興組合は、今月1日、2日に「破価市」と称した、割引きセールを開催した。加盟する各商店が一斉に店の商品のうちの数点を割引きして販売するイベントだ。
 また、各商店の目玉商品を持ち寄られ、それはゲームイベントの景品として提供されることになる。行なわれるゲームは毎年異なっているが、今年の破価市ではパチンコと「潮干狩り」という趣向で行なわれることになった。
 中央通りの3箇所に組合が用意したジャンボパチンコを設置し、その結果に応じて、藁かごで旬のあさり掬いを行なう。参加料は、ひとり100円となっている。また、商店街が発行している「かえるスタンプ」30枚でゲーム1回ができる。
 今回のイベントについて同商店街振興組合は、地域間の連携・結束の強化と商店街の活性化・集客を図ることが狙いとしている。
 当日はゲーム会場に列ができるほどの盛況であり、当初の目的をクリアしたと言えそうだ。

マイカル 大宮サティがリニューアルオープン 利用者ニーズへの対応と施設の競争力の向上図る
 マイカル(大阪市中央区)は、大宮サティをリニューアルオープンさせた。
 平成12年10月に複合商業施設としてオープンした、地上4階建て、店舗面積2万7468㎡の同施設は、近年の競争店出店による競合状況や、来場者のニーズの変化に対応できる店舗を再構築するためリニューアルすることになった。
 今回のリニューアルでは、専門度の高いカデゴリーショップとの取り組みを強化・拡充するとともに、マイカルが取り組みを強化している子供関連売場「キッズプラザ」を構築することで、繰り返し来店したくなる魅力的な店づくりを目指した。
 衣料・住生活売場は、生活シーンに合わせたライフスタイル提案で展開するとともに、新規ショップの導入、リーシングの見直しを行なった。
 同社によると、これを機にこれまで十分に対応できていなかった品揃え面やサービス面での改善を図ることで、これまで以上に利用者に信頼され、支持される店づくりに取り組んでいくとのこと。年商目標は、76億円としている。

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