不動産トピックス

ビルオーナー伝言板

2005.08.29 16:24

★テナントも安心
銀座3丁目でビルを経営する草野不動産。銀座という土地柄テナントにはマスコミ関連の事務所が集積しているが、その中で1つ、ビル管理会社が入居している。ビル管理会社が入居していることでテナントに安心感を与えられると考えたからだ。マスコミ関連の会社からは引き合いも多く、決して埋まらないわけではなかったが、既存テナントの満足度向上を最優先させたそうだ。

★隠れた穴場?
中央区豊海町にビルを所有する豊海振興は、年に1度ビルが大賑わいすることがあるという。それは東京湾の花火大会の日である。勝どきエリアにあるビルは東京湾が正面に望め、絶好の観覧スポットになる。しかし、防犯上一般の人の入館は許しておらず、入居者の家族だけが訪れているという。ビルの付加価値として入居者からは大好評であるとか。

★世界の中心から
千代田区飯田橋等でビルを経営する相信は不動産仲介、建設業も営み他エリアでも開発を行っている。しかし、最も愛着のある土地は創業の地である飯田橋とのこと。確かに好立地であり市況もいいエリアだが、東京の中心部に位置することが魅力的であるという。ビルの名も「相信センタービル」として、そこから情報を発信すれば最も効率的に世界に行き届くというメッセージがあるそうだ。

★クリームコロッケ
吉祥寺ハモニカ横丁で商業店舗を運営する、れぐるすの廣田雅也氏は同横丁でコロッケ店を営んでいる。名物のクリームコロッケは評判で、遠方から買いにくるお客さんも多いそうだ。ハモニカ横丁は老朽化が進んでおり再開発計画が度々持ち上がるが、廣田氏は新しいビルが建設されても区分所有権を取得してコロッケの運営を続けていきたいと願っている。

★相撲からディズニーへ
江戸川区小岩でビルを経営する植草誠氏は大の相撲ファン。元々小岩には相撲部屋が多かったからだそうだ。同氏は小岩北口の町内会会長を務めるが、町会のくじ引きの景品が住民のニーズから、相撲のチケットからディズニーランドのチケットに変更になり、少しさみしい想いを感じているとのこと。

★工場が増加
御徒町にビルを所有する司法産業はテナントに宝飾品店が竣工以来入居してきている。しかし、昨今は宝飾業界の景気悪化もあり小売店舗が減少し、宝石工場が入居するケースが増えてきている。同社のビルも同様で、金属をたたく音が昼夜響くそうだ。

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