不動産トピックス

ビルオーナー伝言板

2005.04.04 17:18

★親孝行ビル
東京都江東区にビルを所有するナワクラビルのオーナーである縄倉氏の本業は、所有ビルを人間に例えると江東区の物件は言うことを聞かない息子がいつの間にか孝行息子になったものだという。それもそのはず、5年もかからず借入れの偏差が終わりそうだからだ。

★八重洲龍名館
東京駅八重洲口側にある八重洲龍名館ビル・昭和38年6月竣工、地上9階建て、延床面積約2500坪からなるホテル・オフィス複合ビルであるが、築40年以上が経過しそろそろ建替えの時期ではないかと噂される。龍名館代表取締役の浜田章男氏に事実関係を問い合わせると「どうやら噂だけが先行しているようなのですが、全く具体化していません」とのこと。

★TMCC
池袋メトロポリタンビルを区分所有する常盤興業の柳田好史氏が事務局長を務めるNPO法人TMCCが開始し好評を得ている「マンション購入前調査相談」は、パンフレット・図面集・価格表等を事前に送ってもらい、TMCCの理事及びパートナーである一級建築士等の専門家がその内容を検討・調査の後、依頼者と直接1時間程度の面談をし後日報告書としてアドバイスするもの。4月18日にはセミナーを開催予定という。

★様変わり
杉並区でビルを経営する増田興産代表取締役会長の増田徹氏は、北海道白老郡で温泉事業を手がけており度々北海層に出向くことがあった。ある期間、同氏はおよそ10年間北海道に滞在し温泉事業の強化に乗り出していたが、東京に帰ってきた際に所有ビルの豹変ぶりにおどろいたという。もともと事務所がおおかったものが、飲食店や風俗店に変わっていた。一部の悪質な業者が職種を偽って入居してきたのがその要因だそうだ。

★ロマンが大切
写真撮影用のレンタルスタジオを10数箇所運営していたフォトグエムエヌの三浦波夫志。現在はほぼ全ての施設を売却したが、事業を手がけていた頃は同氏は撮影スタジオの場所にこだわりがあったという。都内であれば銀座、青山、表参道、少し外れた位置であれば港区海岸。元々近代映画社のカメラマンからスタートした同氏曰く、ロマンのない場所では撮影はできないとのこと。

★目的は何?
渋谷区代々木にビルを所有する梅村昇氏は、周辺に建つマンションに懐疑的である。というのも、ほとんど人の気配がなく夜になってもあまり灯りが点らないからだ。ペイオフなどに備えてマンションを資産として購入しているものが多数で、生活の場とはしていないのではと同氏は推測する。しかし、本来の居住をしたいという需要がないものに本当に資産価値があるのか、同氏はやはり疑いをもってしまうそうである。

★薩摩大使
西日本エルガーラビル専務取締役の指出昭洋氏は、以前マスコミ関係の仕事をしていた時の実績が評価され薩摩大使を務めている。鹿児島県知事によって任命されるこの役職は、鹿児島県の風景・風味・風情やそこで育まれた品々を愛し人格識見に優れた人が選ばれるということで、指出氏も誇りを持って務めているそうだ。

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