不動産トピックス

クローズアップ

2004.09.20 11:21

松下電工 タッチ情報システムを販売 人体通信の実用化に成功
 松下電工は、人体を通信ケーブルの代わりに利用して、近距離のデータ通信を行う「人体通信」の実用化に成功し、対面販売計量プリンタへの商品データ入力装置として、計量器メーカーへの販売を開始した。
 この「タッチ通信システム」は、人体に微弱な電流(交流)を流し、その電流にデータ(情報)をのせることで通信を実現する新しい通信方式で、腕時計型などの通信機を着けた手で情報端末の電極にタッチするだけで、データ通信が可能。また、専用チップを用いた小型化タイプでは、人対機器間だけでなく、人体対人体間の通信も可能だという。今後、この技術を応用した新しいシステムの展開を行っていくということで、オフィスや家庭の入退室管理や自動車などのキーレスエントリー、電子マネーシステムなどにも発展させていく。
 なお、使用する電流は、人体に安全な体脂肪計と同じごく弱い電流の平均500µAである。

トータルサービス 室内環境を改善するティオシールド 販売施工会社を募集
 リペア、リフォーム関連FCを展開するトータルサービス(東京都新宿区)では、可視光応答型のナノ触媒によってVOCを削減し、室内環境を改善する「ティオシールド」の販売施工会社の募集を開始した。
 可視光応答とは蛍光灯程度の光でも対応できるということで、光触媒のように紫外線の光がなくても二酸化チタンがVOCを分解する。施工費も従来の光触媒コーティングが、平米2000円〜2500円程度掛かっていたところを、1500円で提供する。
 また、厚生労働省指針値以下にならない場合は、施工代金を取らない、「数値削減保証」を実現し、これまで未開拓のオフィスビル市場にも営業を展開していく。
 なお、FC加盟のために必要な資金は180万円。代理店は2005年度中に政令指定都市を中心に10箇所程度を見込んでおり、建築、内装、管理、清掃などの事業を手掛ける方などを対象に募集を行う。

スリーディ 防犯能力高いセラロック 赤外線信号でロックを解除
 スリーディー(東京都大田区)が開発・販売している「セラロック」は赤外線による信号でドアロックを解除する画期的なデジタルキー。リモコンの光信号でドアが解錠できるため、ピッキング対策、空き巣狙いにも高い防犯能力を誇る。暗くてもリモコンのボタンをビュースコープに向けて押すだけなので、高齢者や体の不自由な人でも簡単に操作でき、ドアを閉めるだけで施錠するオートロック機能もついている。リモコンの暗証番号を携帯電話とつなげば、10桁までの好きな番号を自分で登録して使用することが可能になっており、組み合わせは100億通りになるリ。モコンキー、本体は電池で動作しているが、もし電池が切れたときは、ドアを揺らし受信機の中に組み込まれている予備電池に切り替わり、突然家に入れなくなるようなことはない。

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