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LIFULL 宿泊客を地方へ誘客するホテルを展開 第1弾を秋葉原で開業、ファンドで資金調達

2026.10.12 15:13

 LIFULL(東京都千代田区)のグループ会社であるLIFULL Investment(東京都千代田区、LI社)は、宿泊客を地方へ誘客することを目的としたアパートメントホテルを展開する。第1弾である「HUBEX秋葉原」(東京都台東区)を10月1日に開業した。すでに第2弾として東京・浅草での事業を決めており、順次都内でアパートメントホテルを展開する考え。
 訪日外国人観光客が増加する一方、観光客の訪問先は東京などの大都市圏に偏重しており、東京を訪れた旅行者をいかに地方へ誘客するかが大きな課題となっている。また、訪日外国人の平均滞在日数は長期化し、家族やグループなど複数人での滞在ニーズが高まっている一方で、従来の日本型ビジネスホテルでは、4人以上の旅行者が1つの客室で快適に過ごせる選択肢は限られていた。
 そこでおう盛なインバウンド需要を捉えつつ、宿泊施設を単なる滞在場所から地方への誘客ハブとして機能させるため金融・建設・ホテル運営の3社が連携し、事業を推進した。不特法のスキームを活用し、新たに設立したSPCに対してLI社が運営する「LIFULL地域創生2号ファンド」から匿名組合出資を行い、LI社も事業ローンを提供することで機動的な資金調達と事業推進を実現した。
 建設は静岡県東部で創業100年を超える総合建設会社である小野建設(静岡県三島市)、運営は宿泊施設運営に強みを持つRバンク(東京都目黒区)。
 「秋葉原」(東京都台東区上野5丁目5-1)は、JRなど「秋葉原」駅から徒歩8分、同「御徒町」駅から徒歩7分など3線4駅が利用可。全室にキッチンや大型冷蔵庫、レンジ、洗濯機等のランドリー設備を完備。最大3~7名まで宿泊可能な客室を揃え、ファミリーやグループ、中長期滞在のインバウンド需要に対応する。館内では、物件を建設したゼネコンにちなんで、静岡県の特産品やお茶、地域企業のサービス・魅力を伝えるコンテンツを提供。さらに、東京宿泊から静岡への日帰りツアーなど、「東京に泊まる」から「静岡へ行ってみる」につながる導線を創出し、「宿泊を通じた地域創生」を形にする。
 LI社は今回を皮切りに、同様のスキームを使って都内でアパートメントホテルを展開。日本各地のポテンシャルを最大限に引き出す利活用不動産への投資活動を加速させる。




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