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「プラウドシティ国立」竣工 老朽化した団地を2棟構成の分譲マンションに建替え

2026.09.28 11:02
野村不動産(東京都港区)と東京建物(東京都中央区)、URリンケージ(東京都江東区)は、東京都国立市で進めてきた「国立富士見台団地マンション再生事業」の建替え後の分譲マンションである「プラウドシティ国立」が竣工したと発表した。
今回の事業は、1965年に竣工した「国立富士見台団地」の再生事業として推進されたもの。老朽化した住宅ストックの再生のみならず、地域に親しまれてきた豊かな緑やコミュニティを未来へ継承することを目指して事業を推進してきた。
前身の「国立富士見台団地」は1965年竣工、総戸数298戸の建物。今回の建替えは国立市で初めて「マンションの再生等の円滑化に関する法律」に基づき実施されたマンション再生事業であり、南北貫通通路の再整備、地域貢献施設の設置、歩道状空地の創出、緑化計画などが評価され、高さ緩和制度の適用を受けた。
「プラウドシティ国立」は「ウエストコート」と「イーストコート」の東西2棟で構成し、総戸数は589戸。
「ウエストコート」は延床面積1万2625・08㎡、鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上8階建て。「イーストコート」は延床面積3万5375・07㎡、鉄筋コンクリート造・木造・鉄骨造、地上8階建て。
さくら通りに面する南側ファサードは長大な建物ボリュームを分節化し、低層部には落ち着いたダークカラーのタイルを採用。上層部には反射ガラスを用いた。
エントランスには木調ルーバーによる象徴的な空間を形成。敷地中央には木造共用棟「フォレストコモンズ」を配置。コンセプトが異なる2つのラウンジを設けることで多世代が集う空間としている。建物内にはスタディルームやゲストルーム、パーティールームなど多様な共用施設を設置し、各共用施設では従前団地の伐採樹木を家具やアートとして再利用している。
敷地内には既存樹の保存・移植を実施。「迎えの庭」、「集いの庭」、「散策の庭」などの趣の異なる庭を設け、在来種を中心とした植栽計画を採用し、四季折々の景色を楽しめるランドスケープを形成。生物多様性保全への取り組みにより「ABINC」認証を取得した。
開発3社ではこれまで培ってきたマンション再生事業と住宅開発の知見を結集し、権利者とともに同事業の実現に取り組んできたとし、今後も老朽化マンションの再生と持続可能な街づくりに貢献していく考えを示している。



