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エレベーターメディアがレジデンスにも エレベーターを住民との接点に 入居者満足度向上と賃料アップを支援

2026.09.14 10:24

 エレベーターホールサイネージ「エレビ」と、エレベーターかご内プロジェクター「エレシネマ」を手掛けるGRAND(東京都新宿区)が、オフィスビルで普及したエレベーターメディアをレジデンスへも広げている。対象エリアは首都圏に加え、大阪市、神戸市、福岡市、名古屋市、札幌市、仙台市、広島市へと拡大。入居者満足度や物件の競争力の向上を目的とした導入が進み、賃料アップへの期待の声も聞かれる。
 レジデンスでは、エレベーターを住民との新たなコミュニケーションの接点として活用する。オフィスビルでも放映しているニュースや天気予報は、ビジネス情報中心の構成から生活者向けに編成し直した。さらにスポーツトピックなど、暮らしに身近なレジデンス独自のコンテンツも加えている。点検工事の告知やゴミ出しルール、防災情報など、オーナー・管理会社が発信したい情報も流せるほか、重要なお知らせは画面上に固定して常時表示できる。
 物件からの発信は、管理者がブラウザ上から遠隔で入稿・差し替えできるため、貼り出しやポスティングのための現地訪問、住民アンケートの案内にかかっていたコストを削減した事例がある。共用部の美観維持につながり、内覧時のアピール材料になるという声も聞かれる。
 費用面では、端末費、設置施工費、通信費、保守費、撤去費用までを原則同社が負担。物件側の負担は1台あたり月額300円程度の電気代のみで、解約禁止期間や違約金も設けていない。運営費はスポンサー広告の収入で賄う。
 GRANDの丸橋涼執行役員は「不動産業界への利益還元という思想はレジデンスでも変わらない。入居者との接点の充実が物件の価値を高め、賃料アップにもつながると考えている」と話す。オフィスで培った運用の仕組みを生かし、放映内容はオーナーと相談しながら物件ごとの課題に応じて企画するという。




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