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ドコモと三菱地所 大丸有を「スマートシティ」に

2026.08.31 15:18

 NTTドコモ(東京都千代田区、ドコモ)と三菱地所(東京都千代田区)は、東京都千代田区の大手町・丸の内・有楽町エリアでミリ波(26GHz帯)をはじめとする先進技術を活用した5Gサービスを提供するため、5G通信環境を基盤とした「次世代スマートシティ」を共同で構築する取り組みを開始する。
 今回の取り組みは、オフィス・商業エリアで都市景観に配慮しながらミリ波の電波特性に適したアンテナ配置などをおこなう次世代インフラ基盤を構築し、エリア全体の快適な通信環境や新たなデジタルサービスの提供価値の創出を企図するもの。人流・通信が集中するポイントを的確にカバーするため、最適なアンテナ配置手法を検証、確立する。
 また三菱地所が保有するビルなどの不動産アセットや都市開発のノウハウを活用し、まちの景観に配慮した、アンテナ・基地局装置の設置や新装置開発を進める。通信環境の整備にはオフィスビルや商業施設への基地局設置に加え、三菱地所グループの丸の内ダイレクトアクセス(東京都千代田区)の保有するデータセンターや光ファイバー網の活用を検討する。
 通信インフラの展開には既存の都市インフラを活用し、ミリ波の導入や、Tri―Band Massive MIMO、ガラスアンテナなどの先進技術を導入した基地局を迅速に構築する。
 両社は、高層オフィスビルや商業施設が密集する丸の内エリアは日本有数のオフィス・商業エリアであり、日常的に極めて通信量が多いと評価。ドコモは26GHz帯および既存の28GHz帯を合わせた計800MHz幅のミリ波帯域に加え、最新型グローバル基地局装置や既存3バンドでの組み合わせ技術、ガラスアンテナなどの先進技術を導入した基地局を丸の内エリアに新たに設置し、快適に利用できる通信品質の提供をめざしている。しかしミリ波は直進性の強さと遮蔽物に弱いという特性上、見通しのよい場所に多数のアンテナを設置する必要があり、歴史ある丸の内エリアの美しい都市景観との調和をいかに両立させるかが重要な課題となっているという。こうしたなか、三菱地所は「丸の内『まちまるごとワークプレイス』」構想のもと、ビル単体ではなく丸の内エリア全体を一つのプラットフォームとして捉え、就業者や来街者に新たな価値を提供する取り組みを進めている。その一つとして、デジタル技術を活用した先進的なスマートシティ施策を推進しており、都市のデジタルインフラ化は、利便性向上や都市の国際競争力強化を支える重要な基盤となっているとしている。両社は今回の連携によりさらに強みを掛け合わせ、景観に配慮しながら高度なクラスタを迅速に構築し、丸の内エリアを世界有数のビジネスエリアにふさわしい次世代スマートシティへと進化させていく構えだ。




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