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積水ハウス/パナソニック 「スマート イクス サラウェル」共同開発 業界最高クラスの除湿力で住環境を改善

2026.07.13 11:46

 積水ハウス(大阪市北区)とパナソニックHVAC&CC(東京都港区)は、除湿熱交換型換気システム「SMARTECS SARAWEL(スマート イクス サラウェル)」を共同開発したことを発表した。
 「SMARTECS SARAWEL」の2社共同開発プロジェクトは2023年にスタート。快適な空気質の環境を目指し、昨年には積水ハウスの実験住宅への設置を実施。今年8月3日に発売する運びとなった。
 近年は猛暑が深刻化し、熱中症による搬送者数は年々増加傾向にある。総務省のデータによれば、熱中症の約38%が屋内で発生している状況。住宅における適切な空気環境の整備は急務の課題となる。
 こうした室内環境を大きく左右する要素は「湿度」であるという認識が、近年広まりつつある状況だ。積水ハウス執行役員R&D本部長の中山英彦氏は「熱中症予防の暑さ指数である『WBGT』の構成比率をみると、熱中症に影響を与える要素として、『温度』は1割程度しかないことがわかります。『輻射熱』が2割、残りの7割は『湿度』です。つまり湿度をどうコントロールするかということが、暑さをコントロールすることにつながってくるということです」と話した。
 これまでにも家全体の温度管理を行える全館空調やルームエアコンなどの商品はあった一方、湿度を起点にして空気環境を整備できる製品はほぼなかった。「スマート イクス サラウェル」では「室内の湿気を取る」という一般的なアプローチに対して、「湿気を家に入れる前に抑える」という発想を軸に空気質の改善を目指す。
 定格除湿能力は3・1kg/h相当。従来型モデルと比較して1・8倍、1日あたり75Lという業界最高クラスの除湿力が最大の強みとなる。外気を取り込む段階で湿度を低減する除湿吸気能力、屋外設置の冷凍サイクルによるドレン排出処理の容易化、排気熱と排水の活用の3技術によって湿度調整の最適化を実現。家中のジメジメした空気をサラッとした快適な空気に整える。
 また、サイクロン給気フードによって外気中の粉塵や虫類を分離して外に排出、ビルトイン空気清浄機「エアミー」で花粉やPM2・5といった微細な汚染物質をすばやく除去するなど、既存の製品を組み合わせることで除湿・熱交換換気・空気清浄を組み合わせた空気環境の調整にも貢献。部屋干しの不快感の解消につながるなど、家事ストレスの低減にも期待できるという。
 積水ハウスでは新築戸建て住宅を中心に販売を進めていく構えだ。パナソニックHVAC&CC常務執行役員の重弘耕良氏は「本商品は戸建て住宅向けで国内初の屋外設置型商品となります。室内スペースを圧迫しないことに加え、住宅の内装に影響を与えることなく設備の更新が可能であることから、長寿命住宅に適した構成だととらえています」と話した。




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