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野村不動産 アグリ企業と資本業務提携 インフラ・インダストリー事業のさらなる進化を目指す

2026.05.18 12:36
野村不動産(東京都港区)は13日、植物工場事業を展開するアグリテック企業・Oishii Farm Corporation(米国・ニュージャージー州)へ出資し、不動産領域における相互の事業の発展を目的とした資本業務提携契約を2025年7月30日に締結したと発表した。提携を通じOishii Farmの成長に貢献するとともに、野村不動産のインフラ・インダストリー領域における事業機会の創出を目指すとしている。
Oishii Farmは完全閉鎖型の植物工場で安定的なイチゴの量産に世界で初めて成功し、米国を中心に事業を拡大している。イチゴの生育環境を構築するだけでなく、独自技術を活用してハチによる自然受粉の成功率を高め、イチゴの量産化を実現。2024年には米国・ニュージャージー州に太陽光発電や水の循環利用を取り入れた大型植物工場を稼働させ、サステナブルな生産体制を強化している。日本でも植物工場の技術高度化・標準化を図り、グローバル展開を見据えた事業基盤の構築を進めている。
野村不動産は2026年度にインフラ・インダストリー事業本部を新設し、これまで手掛けてきた物流施設に加え、データセンター、エネルギー、工場など、社会・産業インフラを支える新たなアセットの開発を強化する体制を構築。行政、地権者、事業パートナーなど多様な関係者をつなぐコーディネーター機能を発揮し、社会課題の解決と産業基盤の高度化に資する開発を推進することで「インフラ・インダストリー・デベロッパー」への進化を図っていく構えである。今後について同社は、植物工場を社会課題の解決に資する新たな不動産アセットと捉え、インフラ・インダストリー事業のさらなる進化を目指すとしている。



