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三菱地所 台湾で住宅開発事業に参画
2025.09.01 10:48
三菱地所(東京都千代田区)は、台湾南部・高雄市を拠点とする郡都(ジュン ドゥー)グループが推進する住宅開発事業「郡都大成(ジュン ドゥー ダーチェン)」プロジェクトに参画する。同プロジェクトは台湾南部で三菱地所初の事業。総事業費は約30億NTD(約150億円、NTD=5円換算)。着工は8月末を予定し、竣工は2029年を予定している。
計画地は高雄市中心部の苓雅区。「高雄」駅から車で約10分、地下鉄で約20分の場所に位置する。
計画建物は敷地面積1225㎡、販売面積2万1620㎡、RC造地上23階地下5階建て、215戸の分譲住宅と4区画の分譲店舗で構成する。
住戸は住戸面積79㎡~115㎡、2LDK・3LDKの間取りを計画。
内装は大理石を用いたモダンでシックなデザインを予定。
高層階の一部住戸からはオーシャンビューを望むことも可能。
共用部にはジムや娯楽室を設ける。
主なターゲットは共働き世帯および医師や大手企業のエンジニアなどアッパー層としている。