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大和ハウス 全国の物流施設で地域共生PJを開始
2025.05.26 10:47
大和ハウス工業(大阪市北区)と大和ハウスプロパティマネジメント(東京都千代田区)は20日、大和ハウス工業が開発した物流施設「DPL」において、地域共生活動「DPL地域つながるプロジェクト」を開始したと発表した。
両社はこれまで地震や豪雨などの災害発生時に地域住民の安全・安心を守ることを目的に、「DPL」が位置する一部の自治体と協定を締結し住民の一時避難場所などとして活用してきた。また「DPL」を地域住民に開かれた施設とするため、カフェテリアの開放や集会所・遊具広場の設置、イベントの開催など、地域と共生する施設づくりを推進している。
「DPL地域つながるプロジェクト」は「DPL」で本格的に地域共生活動を実施するための取り組みで、17日には第1弾として「DPL流山4.」で防災イベント「ソナエル防災in流山」を開催した。当日は周辺住民約50名が参加し、集中豪雨や台風などの発生を想定した車両での避難体験や、VRやAR技術を使用した防災体験などを実施。参加者は災害発生時の「DPL流山Ⅳ」の活用について学んだ。
今後は防災イベントをはじめ、フェスタやスポーツイベント、施設見学会、職場体験などを開催し、地域住民に開かれた物流施設として地域共生活動を推進する。