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横浜市/東急/都市再生機構 東急「青葉台」駅周辺の再開発を検討

2025.02.03 11:44
横浜市、東急(東京都渋谷区)、都市再生機構(横浜市中区)は24日、横浜市北西部の東急田園都市線「青葉台」駅周辺のまちづくりの実現に取り組む協定を締結した。
「青葉台」駅周辺は1967年の土地区画整理事業をきっかけに道路や駅前広場などの都市基盤施設が整備され、駅周辺は大規模商業施設も集積する横浜市北西部の拠点となっている。一方、エリア内では建物の老朽化や防災・バリアフリーへの対応の遅れ、周辺道路の渋滞、バスターミナルなどの歩行者の滞留空間の不足といった地域課題も生じており、自然災害や人口減少、脱炭素化などへの対応の必要性も高まっている。
今回の協定は、「青葉台」駅周辺でのまちづくり実現に向け、3者で緊密に連携協力してまちづくりを推進することが目的。3者はこれを機に、「拠点機能の整備・機能強化、交通機能改善」、「地域の賑わいや住環境の創出」、「防災機能向上と災害時対応」、「環境に配慮したまちづくり」の推進に取り組む。
協定の有効期限は2026年3月末。今後は駅前に立つ築55年超の複合ビル「青葉台プラーザビル」などの建替えも視野に、地域住民にも配慮しながら「青葉台」駅周辺のまちづくりについて検討するとしている。