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安田不動産 日本橋浜町に銭湯付きマンション 個性ある開発で街への愛着を醸成
2024.09.16 12:03
安田不動産(東京都千代田区)は、日本橋浜町で建設している公衆浴場と共同住宅からなる複合ビル「iiyuHAMACHO(イーユ ハマチョウ)」が今月末に竣工すると発表した。
立地は、都営地下鉄新宿線「浜町」駅および東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩7分の距離に位置する。
同物件は、敷地面積250・02㎡、延床面積1592・55㎡、鉄筋コンクリート造地上10階建ての複合施設で、1~3階にスーパー銭湯、4~10階を共同住宅とする。
1~3階のスーパー銭湯の運営は、墨田区で温浴施設「両国湯屋 江戸遊」等を運営する東新アクア(東京都墨田区)が担当。開業は2025年春頃を予定している。
4~10階の共同住宅はアースカラーを基調とした。住宅部分は2タイプの1DK(約25㎡・約41㎡)で計28戸を計画している。
安田不動産では、日本橋浜町で「住み続けられ、働き続けられるまちづくり」を目指し、大型オフィスビルや住宅を開発してきたほか、2015年からはエリアの差別化を目的に、「手しごと」などをキーワードとした路面型店舗の開発誘致にも取り組んできた。2017年には地域交流拠点を開発。イベントを開催しており、2020年4月には地元町会や商店街、地元企業等とともに一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメントを設立。
今後も、これらの中小規模の点開発(ハード面)と地域活動によるエリアブランディング(ソフト面)を行い、日本橋浜町の個性あるまちづくりを継続。地域住民や就業者の交流やまちに対する愛着を醸成し、多様な人が訪れたくなる魅力的なまちづくりを目指して推進していくとしている。