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住友不動産のインキュベーションオフィス「GROWTH京都河原町」オープン

2024.04.01 11:16

産・学・公の連携で京都経済の発展に寄与
 住友不動産(東京都新宿区)は4月1日、京都市下京区の商業施設「京都河原町ガーデン」内に、京都市と連携したインキュベーションオフィス「GROWTH京都河原町」をオープンさせた。
 「GROWTH」シリーズは、住友不動産のビルを暫定利用する等して開設するシェアオフィスで、関西初進出。「京都河原町」は約160㎡、36席。100席までのイベントも開催可能。京都エリアのスタートアップ企業とベンチャーキャピタルや金融機関、事業会社をマッチングさせ、スタートアップ企業の持続的な成長につなげる構想だ。
 また、「GROWTH」シリーズとして初めて学生も利用可能とし、イベントに学生を誘致することで、相互のマッチング・交流を促進する狙いもある。
 京都市では戦後、精密機器や半導体を手掛ける企業が多く誕生。近年では、市内の教育機関からもスタートアップ企業が続々と誕生しており、「技術が生まれる街」として注目されつつあるという。
 住友不動産はこうした背景をもとに「GROWTH京都河原町」を開発。京都エリアのベンチャーやスタートアップを、さまざまな角度からサポートする構えだ。

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