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清和綜合建物 賃貸住宅「メゾンカルム日本橋馬喰町」BELS最高ランク評価とZEH認証取得

2024.03.04 11:06

 清和綜合建物(東京都千代田区)の所有する賃貸住宅「メゾンカルム日本橋馬喰町」が、「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」最高ランクの5つ星の評価と、ZEH―M Oriented(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、略語ZEH)の認定を取得した。BELS最高ランクとZEH認定の取得は同社保有物件では初となる。
 今回取得したBELS認証は、建築物省エネ法第7条に基づき建築物の省エネ性能を表示する第三者認証制度の一つ。住宅性能評価・表示協会が運営しており、同協会に登録された登録BELS機関が省エネ性能を客観的に評価。一次エネルギー消費量をもとに5段階の星マークで表示する。星の数が多いほど「環境性能の高い建築物」の証明になり、「メゾンカルム日本橋馬喰町」は最高の星5つの評価となった。
 ZEHは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする住宅」の意味。国内では2014年に閣議決定したエネルギー基本計画で、「2030年までに新築住宅の平均でZEHを目指す」と定められた。経済産業省はZEHの定義や評価方法である「ZEH基準」を新しく制定。同基準を満たした住宅がZEHとなる。ZEH認定はBELS認証最高ランクを取得した住宅のうち、基準を満たす住宅が認定される。ZEH―M Orientedの場合、再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量を削減できる住宅となる。
 同社所有の「メゾンカルム日本橋馬喰町」は、馬喰町1丁目に立地する賃貸マンション。住宅事業ではビル事業と同様に、環境と経済が調和した「持続可能な社会」の実現に向けて取り組んできた。引き続き、屋上緑化、太陽光発電、共用部LED照明、Low―E複層ガラス等の採用、身体にやさしい(ロハス)建材の使用なども進め、人と自然にやさしい建材の採用や省エネに優れた設備等を備えることで、環境に配慮した住まいの開発を推進していく。

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