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日鉄興和不動産 都内で2棟の分譲マンションを同時開発 品川と小石川合計1337戸の大規模プロジェクト

2024.03.04 11:03

 日鉄興和不動産(東京都港区)は、新築分譲マンション「リビオタワー品川」と「リビオシティ文京小石川」を開発している。竣工は、いずれも2026年の予定。
 「リビオタワー品川」はJR「品川」駅から徒歩13分に立地するタワーマンション。建物は、敷地面積6821・38㎡、延床面積7万6130・35㎡、鉄筋コンクリート造地上34階、総戸数815戸。間取りは1LDK~3LDK、専有面積は42・10㎡~130・24㎡。
 外観、エントランス、共用空間は、船をデザインコンセプトとして設計。共用施設にスカイラウンジ、サウナ付きゲストルーム、植栽などを配置し落ち着ける空間にこだわったワークラウンジなどを整備。コンシェルジュサービスの提供も計画している。
 「リビオシティ文京小石川」は、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅、三田線・都営大江戸線「春日」駅、都営三田線「白山」駅の4駅4路線が利用可能な立地。物件概要は、敷地面積1万2487・08㎡、延床面積4万3035・45㎡、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上10階、総戸数522戸。間取りは1LDK~4LDK、専有面積は35・89㎡~95・57㎡。1階には都市型スーパーマーケットを併設する。
 共用施設・サービスとしては、共同印刷(東京都文京区)が運営するマーケティング・ラボ「WIC@LAB(ウィカラボ)」や、体験型学びイベントの開催なども想定したワークスペース、古書を定期的に入れ替える「循環するライブラリー」などの導入を計画。そのほかにも、フィットネスジム、ワークブース、コンシェルジュサービス等を備える予定。
 また、900㎡超の広さを持つプライベート屋上テラス、近接する街路や寺院の植栽と一体となった植栽計画、本小松石とエリアシンボルである枝垂桜を採用した中庭の整備を計画。その他の植栽も、緑量の確保、多彩な樹種の配置に配慮した植栽計画とし、「ABINC(生きもの共生事業所)認証」と、企業所有地の緑地化などを認証する「SEGES認証」の2つの環境認証を同時取得している。

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