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「札幌」駅南口直結の複合ビルを開発へ 平和不動産/ダイビル/中央日本土地建物/など再開発組合を設立

2024.02.05 11:14

 「札幌」駅南口エリアで大規模再開発がスタートする。平和不動産(東京都中央区)、ダイビル(大阪市北区)、中央日本土地建物(東京都千代田区)などが事業協力者として権利者と共に推進してきた「北4西3地区第一種市街地再開発事業」が、札幌市から市街地再開発組合の設立の認可を受けた。着工は2024年度、竣工は2028年度の予定。
 計画地は区域面積約1・7ha。JR「札幌」駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置する。
 同事業は、地下鉄南北線「さっぽろ」駅改修工事と一体的に進めることにより南北線「さっぽろ」駅機能の拡張を図るとともに街区内外をつなぐ地下歩行者ネットワークの整備により札幌駅周辺の交通利便性と回遊性の向上を図るもの。
 計画建物は、敷地面積約1・1ha、延床面積約20万3290㎡、地上32階地下7階建て。「札幌」駅周辺の賑わい形成に寄与する商業施設とともに札幌のビジネス機能を先導する事業継続性の高いオフィスと、多様な働き方や交流を支えるオフィスサポート機能の整備を図る。また、札幌駅前通と地下鉄コンコースについて、「札幌」駅と都心の賑わいの連続化を図る。
 その他、札幌都心のCO2削減に貢献する環境負荷低減の取り組みを行うとともに、札幌駅交流拠点の強靭化を先導する業務継続地区の形成を図る。

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