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「大宮」駅東口に複合オフィスビル さいたま市大宮区大門町3丁目で再開発が決定

2023.12.18 11:09

 さいたま市は、大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合が推進する「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」の都市計画を決定した。都市再生特別地区の制度活用は、埼玉県下で初。着工は2025年度、工事完了は2028年度を予定している。
 都市再生特別地区制度は、都市再生緊急整備地域内で、既存の用途地域等に基づく用途、容積率等の規制を適用除外とし、自由度の高い計画を定めることができるもの。
 計画地は「大宮」駅東口から延びる大宮中央通り沿い。都市再生緊急整備地域内に立地し、「大宮」駅東口周辺の商業・業務集積エリアと、氷川参道周辺の住宅エリアの結節点に位置する。街区内では、建物老朽化や氷川緑道西通線の道路拡幅整備事業を契機に、2015年頃から一体開発の検討に着手していた。
 新施設は、延床面積約4万㎡、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上21階地下1階建て。環境・ウェルネス性能を備えたオフィスを中心に構成しながら、低層部には銀行・店舗とオープンスペースを設ける予定。

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