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「梅田OSビル」「大阪日興ビル」「梅田セントラルビル」共同建て替えに合意、再開発へ

2023.06.05 11:09

 大阪市北区の「梅田OSビル」、「大阪日興ビル」、「梅田セントラルビル」が、共同で建替えられることが決定した。5月26日、それぞれのビルを所有する、阪急電鉄(大阪市北区)、阪神電気鉄道(大阪市福島区)、阪急阪神不動産(大阪市北区)と平成ビルディング(東京都千代田区)の4社で、共同建替を行う「曽根崎2丁目計画」の基本協定を締結した。3棟のビルを一体で建替えることで、敷地面積約3000㎡を確保することができ、4社は「大阪のメインストリートである御堂筋沿いに、シンボリックで視認性の高いビルを開発することが可能となる」としている。
 計画地は、大阪市北区曽根崎2丁目。梅田エリアに位置し、大阪メトロ「東梅田」駅に直結しているほか、大阪メトロ「梅田」駅及び阪神「大阪梅田」駅から徒歩約4分、JR「大阪」駅から徒歩約7分、阪急「大阪梅田」駅から徒歩約8分と、交通利便性の高い場所にある。
 阪急阪神ホールディングスグループは昨年5月に発表した「梅田ビジョン」で、梅田エリアに保有する資産の建替えなどを連続的に行う構想を示している。建替えによって都市空間の魅力を向上させ、梅田エリアを「国際交流拠点」とすることを目指す。今後は梅田エリアの魅力度や利便性をさらに高めるべく、立地を生かしたオフィス機能の導入など具体的な活用方法について検討していく。
 計画の具体的な内容等は、決定次第発表するとしている。

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