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「三井倉庫箱崎ビル」改修 マルチテナント型オフィスビルへ

2023.05.15 10:46

 三井倉庫ホールディングス(東京都港区)は、不動産事業用物件のひとつである「三井倉庫箱崎ビル」をマルチテナント型オフィスビルへのリニューアルするため、バリューアップ工事を実施する。
 1989年3月竣工の同ビルは、延床面積13万5608㎡、基準階賃貸面積3400㎡、SRC造地上25階地下3階建て。
 今回のリニューアルでは、同ビルの主要テナントである日本アイ・ビー・エムがコラボレーションを促進するためリノベーションを含むオフィスレイアウトの最適化を行い、それに伴い生じる一部余剰スペースを活用する。
 バリューアップ工事では、空調設備更新をはじめとする省エネ化や緑化事業などを実施することで、環境配慮型オフィスビルとなり、入居テナントに快適な空間を提供する。  同ビルのマルチテナント化により不動産テナントの多様化を実現することで、同社不動産事業の収益基盤の強化を図るとしている。

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