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ジューテックの木造本社ビル竣工 ㎥あたりの木材使用量はトップクラス

2023.03.27 10:38

 ジューテックホールディングス(東京都港区)が、グループ創業100周年事業の一環として建設を進めていた新本社ビルが完成した。
 新本社ビルは、敷地面積739・59㎡、建築面積575・09㎡、延床面積4877・87㎡、鉄骨造一部木造地上8階地下1階塔屋1階建ての環境に配慮したオフィスビル。
 港区初の耐火木造建築物であり、同区が定める「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」の最高ランクである三つ星を取得。建物全体の木材使用量は207・3m3、床面積当たりの木材使用量は0・0424m3/㎡と、同制度における最高ランク基準である0・010m3/㎡の4倍以上で、一物件あたりの木材使用量は港区内で過去最大となる。
 設計施工は、鹿島建設(東京都港区)、設計施工協力は、住友林業(東京都千代田区)が担った。
 「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」は、区内の公共施設・民間建築物等での協定木材または国産合法木材の使用を促し、その使用量に相当する二酸化炭素固定量を区が認証する制度。

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