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国交省 不動産アワード創設 地域創生事業モデルの横展開図る

2023.03.27 11:03

 国土交通省は、不動産会社の取り組みを表彰する初の試みとして、「地域価値を共創する不動産業アワード(不動産・建設経済局長賞)」を2022年秋に創設。3月14日に表彰式が行われた。
 同アワード設立の背景には少子高齢化が進み、コロナによって人と人とのつながりに関心が集まる中、国交省では、不動産会社が自治体などと連携することで、まちづくりや社会課題の解決となることに着目。地域価値を行う事業モデルの横展開を図ろうと募集した。97件の応募の中から、「アワード大賞」、「優秀賞」6部門、「特別賞」3件を選定。計10社が受賞した。
 「アワード大賞」を受賞したのは、鎌倉を拠点に空き家再生などを行うエンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)。空き家・遊休不動産の再生にあたり、地域住民からクラウドファンディングで調達するとともに、ふるさと納税や助成金の仕組みを活用する参加型まちづくりプラットフォーム「ハロー!RENOVATION(リノベーション)」事業が選出された。
 そのほか、優秀賞には東京都墨田区で活動する暇と梅爺(同)や千葉県松戸市のMAD City プロジェクトが選ばれた。

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