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「SUUMO住みたい街ランキング2023」1位は横浜ー働く場・文化・商業など評価ー

2023.02.27 11:21

 リクルート(東京都千代田区)は、首都圏在住者を対象に実施したウェブアンケート方式による「SUUMO住みたい街ランキング2023 首都圏版」を集計、その結果を報告した。調査は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県の「住みたい駅」および「住みたい街」と、その選択理由を回答するもので、調査対象は1都4県に住む20~49歳の男女。有効回答数は1万人。
 総合1位は横浜で、6年連続のトップとなった。第2位の吉祥寺、第3位の大宮は前年と同様の順位で、上位3エリアはいずれも得点を前年より伸ばした。第4位の恵比寿はコロナ禍以降3年連続で得点ダウンを記録し、第5位の新宿は大幅な得点アップで前年7位から順位を上げた。
 横浜は、住みたい理由として「魅力的な働く場」、「文化・娯楽施設が充実」、「街に賑わいがある」、「大規模商業施設がある」といった項目が上位を占めており、働く・遊ぶ・買い物の3要素が揃ったバランスの良さが評価された。近年ではみなとみらい地区に本社移転を含む大企業のオフィス集積が加速しているほか、「横浜」駅周辺での再開発が進み買い物などの利便性が向上している点も、人気を底上げする要因となった。
 22日に行われた記者発表会には、タレントの菊地亜美さん、お笑いコンビ・ぺこぱの2人が登壇。2019年に結婚し、現在は1児の父でもあるぺこぱの松陰寺太勇さんは「どんな街に住みたいか」との質問に「スーパーマーケットが家の近くにあると便利ですね。中でもお刺身はあまり自宅で調理する機会がないので、『お刺身が新鮮で美味しいスーパー』がある街には魅力を感じます」と話した。

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