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「ゆがふBizタワー浦添港川」完成 沖縄のビジネス×リゾートを形にしたオフィス・商業・ホテルの複合ビル

2022.12.19 10:44

 ゆがふホールディングス(沖縄県名護市)は、沖縄県浦添市に建設中の「ゆがふ Bizタワー浦添港川」が完成し、落成式を実施したと発表した。
 立地する港川エリアは、西海岸道路を利用することで空港からのアクセスも良く、大型ショッピングセンターをはじめ、さまざまな民間施設の投資計画、キャンプキンザー跡地利用計画などポテンシャルの高いエリア。
 同ビルは、敷地面積1万3770㎡、建築面積3065㎡、延床面積2万3550㎡、鉄骨造(CFT構造)・制振構造地上17階建てのオフィス・ホテル・商業用途の複合ビル。
 2~8階のオフィスフロアは基準階面積1206㎡。執務室は天井高2800mm、床加重500kg/㎡を確保した。共用部はオールジェンダーフリートイレや女性用パウダーコーナー、自販機コーナーなどを備える。2階フロアは最大4分割が可能で、様々なニーズに応える。
 窓からは西海岸が一望、明るく見通しの良い執務スペースは開放的且つ、魅力的な空間でさまざまなワークスタイルを実現。大空間のフロアにシステム天井を標準装備、ビジネスの特性に応じた自由なレイアウト作りができる環境を整えた。
 9~17階のホテルフロアには「ホテルアラクージュ オキナワ」がオープン。「やんばると繋がる場所」をコンセプトに、自然豊かなやんばるのウフギー(大木)の上でくつろぐようなステイが叶うシティリゾートホテル。木の根の間をくぐり抜けるようなエントランスをはじめ、館内の随所で木の温もりが感じられる。全120室の客室は、窓辺に座って景色を眺められる「ウィンドーシート」がある部屋、素足でリラックスできる「畳小上り」がある部屋、ビジネス利用向けのコンパクトで機能的な部屋など4タイプを用意。9階には西海岸を見渡すレストランとラウンジ、風景と一体となったインフィニティプールのあるルーフトップガーデンを設置。
 また、自走式を含めた750台の大規模駐車場や、講演会・ワークショップ・セミナー等さまざまな用途に応じて利用できる貸会議室・コンビニエンスストアなど充実した付帯施設を提供する。
 環境負荷低減にも配慮し、近隣の沖縄電力グループのエネルギーセンターから直接電気・空調用冷水を受給。地域の建物間でエネルギーを融通し合う「面的利用」で、環境負荷やコストの低減を目指す。さらに埋設引込の採用、自然災害時の電力供給の確保など、安全と居住性を実現した。

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