週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

「戸越公園」駅前に商住複合施設 地上23階、住戸241戸・店舗4テナントを整備

2022.09.19 10:56

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、大成建設(東京都新宿区)、東急(東京都渋谷区)、首都圏不燃建築公社(東京都港区)、大成有楽不動産(東京都中央区)は9日、商業施設と住宅の複合施設「ザ・パークハウス戸越公園タワー」の分譲マンション第1期販売を開始した。竣工は2024年2月下旬を予定している。
 同物件は、東急大井町線「戸越公園」駅を中心とした地域を対象に、賑わい豊かで魅力あるまちづくりが目指されている「戸越公園駅周辺まちづくりビジョン」内の市街地再開発事業「戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業」により建設される。
 立地は東急大井町線「戸越公園」駅から約50m、徒歩1分の場所に位置する。都営浅草線「戸越」駅、「中延」駅、東急池上線「荏原中延」駅、JR「西大井」駅も徒歩圏で、5駅6路線が利用可能なマルチアクセスとなっている。
 建物は、敷地面積2392・01㎡、鉄筋コンクリート・一部鉄骨造地上23階地下1階、総戸数241戸、店舗4区画を有する住宅・商業施設・広場を備えた複合開発タワー。1~2階には商業施設が入る。
 コンセプトは、「荘園の門〓Gate of Villa」。かつて広大な熊本藩の江戸屋敷が建っていた地であることを意識しつつ、現代の技術と感性で新たな象徴となるタワーを創造する。
 防災性・安全性と利便性向上に寄与する計画道路や地区施設を整備するとともに、立地に相応しい土地の高度利用と人が集う街を目指し、新たな居住者の受け入れも可能な都市機能の更新を図る。

PAGE TOPへ