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CRE 「ロジスクエア一宮」着工 延床6万㎡超、最大4テナントの大型物流施設

2022.08.08 10:51

 シーアールイー(東京都港区、CRE)は愛知県一宮市で1日、大型物流施設「ロジスクエア一宮」を着工した。竣工は2023年9月末の予定。
 開発地は西尾張中央道に隣接し、東海北陸自動車道「一宮稲沢北」ICから約0・5km、「一宮西」ICから約3・8kmに立地。建物は、敷地面積2万7863㎡、延床面積6万641㎡、地上4階の物流施設として開発される。3階へ車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを1階と3階に整備。最大4テナントへの賃貸が可能なマルチテナント型の施設だ。最上階には入居テナントが利用できるカフェテリアを配置し、雇用促進、職場環境の向上にも寄与する。
 倉庫部分は外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用。床荷重は1・5t/㎡、有効天井高は5・5m以上、照度は平均300ルクスを確保する。さらに、4・1tの荷物用エレベーター8基、垂直搬送機3基を実装。荷物用エレベーターや垂直搬送機、事務室の増設、庫内空調設備設置の配管ルートや室外機置場の確保等、入居テナントの様々な物流ニーズに対応できる機能性・汎用性を兼ね備えた計画となっている。
 環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネに配慮した施設計画とし、BELS評価、CASBEE-建築(新築)とZEBの認証を取得予定。また、太陽光発電システムを導入して自家消費すると共に、使用電力を全て100%グリーン電力とする計画。発電した電力の一部を蓄電して、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入を検討しており、入居テナントのBCP策定の一助とする。




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