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三井不動産 脱炭素に向け順調なスタート 「脱炭素に向けたグループ行動計画」進捗開示

2022.07.04 11:01

 三井不動産(東京都中央区)は、2021年11月に策定した「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」に基づき、初年度にあたる2021年度進捗を開示した。
 気候変動に関しては、2021年11月に、温室効果ガス排出量の中長期目標(2030年度の温室効果ガス削減率目標を40%、2050年度にネットゼロ達成、いずれも2019年度比)の設定とともに、包括的かつ具体的な戦略として同行動計画を策定した。初年度の2021年において、単年度では10%削減(2019年度比)、2019年度から2021年度の3年平均では8%減(2018年~2020年度比)を達成した。
 売却時排出は2019年度比で2・6%減少、3年平均11・8%減少。主な理由は大型物件の販売が少なかったためとしている。
 竣工・売却物件の建築時排出は2019年度比で単年度24・4%減少、3年平均11・6%減少。主な理由は大型物件の竣工・売却が少なかったためとしている。運用時排出は、2019年度比で単年度3・3%の増加、3年平均0・1%の増加。主な理由は東京ドーム事業のグループ化による増加としている。

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