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東京・丸の内の路地が公園空間としてリニューアル

2022.05.30 14:11

 三菱地所(東京都千代田区)は、東京都千代田区丸の内に所有する「新国際ビル」と共同所有する「新日石ビル」間の路地空間をリニューアルし、公園空間を整備。「有楽町『SLIT PARK』」として6月1日より開業する。
 「SLIT PARK」は同社の新たな取り組みとして、薄暗く活用されていない路地であった場所を、光と緑あふれる空間に変えたもの。施設名称は「都市の隙間を公園化する」というコンセプトを体現した。
 整備工事中に発生した廃材の一部を新たな空間演出として再利用する等、過去と未来が交錯することで生まれる違和感と刺激を演出している。この生まれ変わった空間を、有楽町エリアの新しい拠点として来街者に開放し、キッチンカーや路外ショップによる飲食・物販のサービス、空間に躍動感をもたらすアートの設置、また誰でも気軽に参加できるようなイベントを積極的に企画、実施することで出会いや交流を促進し、街の魅力度向上に繋げていく。
 今後は「新国際ビル」の丸の内仲通り側エントランスとオフィスロビーの改修を行い、「SLIT PARK」につながる区画を貫通させ、同ビル内を通って大名小路と丸の内仲通りを繋ぐ動線が8月中旬を目途に完成する予定。
 同社は有楽町エリアでは「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の建替え計画を発表済みだが、新築ビルの開発計画に並行して稼働中ビルについても、順次リニューアルを行い、有楽町エリア全体の再構築を促進していくという。

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