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代々木公園再整備事業 既存建物の解体に着手

2022.05.16 11:23

 東急不動産(東京都渋谷区)、東急(東京都渋谷区)、石勝エクステリア(東京都世田谷区)、東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、東京都立代々木公園の整備・管理運営事業において、今月9日より既存建物の解体工事に着手した。2024年春の供用開始を目指す。
 対象地は、渋谷と原宿を結ぶファイヤー通りの中間地点。周辺には、代々木公園、国立代々木競技場、NHK放送センター、渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)など、国内外から多様な人びとが集まるエリアの中心に位置している。
 事業では、「都市と公園を繋ぐ」をテーマに、緑の憩いとイベント等の賑わいが感じられる公園として、代々木公園と渋谷・原宿を有機的に繋ぐ。緑化計画においても、代々木公園と緑の連続性を意識したランドスケープにより、自然環境と都心の街並みの調和を図る。また、渋谷・原宿の都市が持つカルチャーの表現の場として、公園内にスケートボードが利用可能な「アーバンスポーツパーク」、公園の中央にはイベント用の「にぎわい広場」等様々な広場やテラスを整備する。
 公園の機能として、代々木公園でのランニングをサポートする「ランニングステーション」を設置。また、公園内の広場を利用した「フィットネスイベント」の開催や、公園の緑の中での多様な食を楽しめる「フードホール」の設置をし、公園利用者の心身の健康を支援する。さらに、緑を感じることができる植栽計画や広場設計に加え、壁面緑化や屋上菜園の整備、再生可能エネルギーの活用など、環境配慮型の公園整備・運用を行う。

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