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三井物産デジタル・アセットマネジメント 運用資産総額700億円に

2022.05.09 11:34

 三井物産デジタル・アセットマネジメント(東京都中央区)は4月28日、新たな不動産ファンドの運用資産の取得を完了した。
 同社はデジタル技術を活用して資産運用の非効率を解決し、不動産・インフラなどの実物資産への投資機会の提供およびAM業務のDX実現を目指している。今回資産取得した新規ファンドは、東京23区に位置する3棟のレジデンス。これにより同社の運用資産総額21年10月の業務開始から7カ月弱で700億円となった。
 同社では将来的に不動産・インフラといったこれまで限られた投資家のみがアクセスできていた証券化商品を、法人投資家、個人投資家が投資できる環境を提供していく方針。すでにデジタル証券化ファンドのために用意しているパイプライン案件は800億円となっている。
 デジタル証券ファンド組成に向けて3年以内に1000億円以上の運用残高を目指していく。
 注目が高まるデジタル証券。今後の動向も期待される。

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