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「東急歌舞伎町タワー」2023年4月開業 新宿ミラノ座跡地に国内最大級の「ホテル×エンタメ施設」

2022.05.09 11:32

 東急(東京都渋谷区)および東急レクリエーション(東京都渋谷区)が東京都新宿区歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」の開業が、2023年4月に決定したと発表。また、施設のロゴも合わせて公開した。
 「東急歌舞伎町タワー」はエリアのランドマークでもあった複合エンターテインメント施設「新宿TOKYU MILANO」の跡地に、ホテルおよび映画館、劇場、ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階地下5階、高さ225mの超高層複合施設として建設される。敷地面積3600㎡、延床面積8万7400㎡で、「ホテル×エンタメ施設」として国内最大級となる。
 地下1階~地下4階は新宿エリア最大級である1500名のキャパシティをもつライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」。アーティストとの距離が近く、ここでしか味わえない臨場感あふれる音楽体験が可能。
 6~8階には、歌舞伎町と共に発展した映画館、「新宿ミラノ座」の名前を継承するライブエンターテインメントシアター「THEATER MILANO-Za」。「アーティストと観客が互いの鼓動や息遣いを感じられる」という約900席の空間で、演劇、音楽、映像などの多彩なエンターテインメントコンテンツを発信する。
 9~10階は、東急グループのシネマコンプレックス「109シネマズ」の新しいブランドとなる映画館「109シネマズプレミアム新宿」。映画にとどまらない多様なエンターテインメントコンテンツを提供。
 18~38階はエンターテインメント施設やまちと繋がるホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU」、39~47階には「天空のラグジュアリーホテル」を謳う「BELLUSTAR TOKYO」。世界有数の繁華街で多様性・熱量に溢れる新宿歌舞伎町に、これまでに無い新しいカテゴリー、グレードの2つのホテルを展開する。
 東急と東急レクリエーションは、同施設のコンセプト「『好きを極める場』の創出」を実現するような商品企画を具現化し、世界へ向けた新たな都市観光の拠点として「エンターテインメントシティ歌舞伎町」の実現を目指すとしている。

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