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高松建設 「本厚木」駅前のビル開発に資本出資

2022.04.25 14:17

 高松建設(大阪市淀川区)は、TRNグループ(東京都港区)が、神奈川県厚木市の旧「スルガ銀行ビル」を商業ビルに建替える開発計画を受注した。開発はSPCを活用して実施される。
 TRNグループは商業ビルに特化した不動産ファンド事業に注力しており、今回の開発計画も開発型SPCを活用したスキームを採用。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(東京都千代田区)が私募の取り扱いを行い、高松建設はエクイティ(資本)の一部を出資した。エクイティの出資は高松建設東京本店では初めてで、私募ファンドのエクイティと開発型SPCのエクイティ両出資を行った例では、高松建設初めての取組みとなる。
 同計画は「本厚木」駅北口ロータリーに面する旧「スルガ銀行ビル」を、敷地面積650㎡、建築面積430㎡、延床面積4032㎡、鉄骨造12階建ての商業ビルに建替えるもの。2024年春頃の竣工に向けて、駅前の新たなランドマークとして地域に根ざした商業ビル計画を進めており、工事規模は約20億円となる見込み。

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