週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

自由が丘のピーコック跡地にイオン 街の顔として親しまれたスーパー52年の歴史に幕

2022.02.14 10:52

 イオンモール(千葉市美浜区)は、東京都目黒区自由が丘の「ピーコックストア自由が丘店」跡地に新たな商業施設「(仮称)自由が丘二丁目計画」を出店する。2023年秋の開業を目指し、建築工事を着工した。
 計画地は、東急東横線及び東急大井町線「自由が丘」駅正面口から西へ約160m、徒歩2分に位置。「自由が丘」駅周辺は多くの個性豊かなショップが集積し、街歩きとショッピングを楽しむ多くの人々で賑わう目黒区最大の商業エリアとなっている。約52年間にわたり営業してきた「ピーコックストア自由が丘店」を建替え、新たな店舗を開発する。
 計画では、敷地面積約3500㎡、延床面積約9500㎡、総賃貸面積5000㎡、鉄骨造地上4階地下2階の商業施設を建設。自由が丘の特徴である街路が施設内へ続き、新たな出会い、発見を求めて散策できる計画とする。また、「小径のGreen Hill(緑の丘)」を建物コンセプトに、緑豊かな環境を提供する。施設内には、日々を豊かにするショップ、レストラン等を展開するとともに、地域住民の日常利便性を高めるため、スーパーマーケットの導入も予定している。
 自由が丘の地域住民や来街者にとって、日常の中で、街歩きの途中で「自然に落ち着ける場所」を目指す。

PAGE TOPへ