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京浜急行電鉄 「金沢文庫」駅前にコワーキングスペースを開業

2022.01.24 10:37

 京浜急行電鉄(横浜市西区)は、コワーキングスペース「RoomUs 金沢文庫」を2月1日に開業する。
 同社は2018年、沿線のひとつである横浜市金沢区エリアを対象とした「京急沿線(横浜市南部地域)における公民連携のまちづくり推進に関する連携協定」を横浜市と締結。富岡・能見台地区を中心に、新たな輸送サービスの実証実験や、今後のまちづくりに関するコンセプトブックを取りまとめたほか、子育てがしやすい魅力あふれるまちづくりの一環として「京急富岡」駅構内に可動型完全個室のベビーケアルーム「mamaro」を設置するなど、沿線地域の魅力向上に向けたまちづくりに取り組んでいる。
 近年のライフスタイルの多様化に合わせ、リモートワーク、起業・副業、勉強など様々な目的で利用できる会員制コワーキングスペースを開業する。
 同施設は京急本線「金沢文庫」駅徒歩1分に位置し利便性に優れているほか、個別デスクやWEB会議専用ブースを設けるなど、快適に利用できる環境を整備した。長時間でもストレスなく利用できるよう、フリードリンクを用意したカフェスペースも充実させている。フリーランス等の利用も想定し、登記にも対応。また、野村不動産(東京都新宿区)が運営するのシェアオフィス「H1T」とも提携しており、「H1T」の会員も利用することができる。
 京浜急行電鉄ではコワーキング事業において沿線を中心に交通利便性の高い駅周辺や京急グループの所有する不動産の活用を考えており、今後さらなる展開を目指す方針だ。

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