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東京ビルヂング協会 パナソニックのショールームworXlab見学ツアー

2021.11.22 11:27

 東京ビルヂング協会(東京都千代田区)は15日、リアルとオンラインを組み合わせたセミナー講演と、ショールームの見学会で構成されたビルキョウサロンを開催した。
 ビルキョウサロンは同協会に所属する会員の親睦・情報交換活動を目的とした会で、毎月第3火曜日に開催されることから「三火会」とも呼ばれる。コロナ禍以前は、同協会がかつて入居していた「大手町ビル」3階会議室で開催していたが、コロナ禍以降は感染予防の観点からZoomによるオンライン配信が中心となった。昨今はオンライン配信のみの状況から、同協会の用意した会議室での聴講とオンラインを組み合わせたハイブリット形式が進んだ。併せて、会員から好評であった新築ビルの見学会も徐々に進み、最近では「TOKYO TORCH 常盤橋タワー」や「日比谷フォートタワー」の見学会が行われている。
 今月のビルキョウサロンでは「資産価値向上をお考えのビルオーナー様必見! パナソニックがご提案する『ニューノーマル時代のワークプレイス』」と題し、パナソニック エレクトリックワークス社(大阪府門真市)が講演。今回は2部構成となっており、第1部は「都立産業貿易センター」浜松町館の4階会議室にてリアルでのセミナー講演とオンライン配信を実施。第2部は「パナソニック東京汐留ビル」に移動して、ショールーム・worXlab(以下、ワークスラボ)の見学ツアーを行った。
 第1部ではニューノーマル時代に求められるワークプレイスについて、ワークスラボをベースに紹介。企業がオフィスに求めるニーズの変化や今後更に重要視されてくるWell―Beingについて多様な視点から説明し、かつ移転先として今後テナントから選ばれるビルとなるためのアドバイスもあった。またシステム天井リニューアルの提案、同社が開催するオンライン展示会「SUPER BOX 2021」の告知も行われた。「SUPER BOX 2021」は今月末まで開催されており、多彩なオフィスソリューションが紹介されているとのことだ。

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