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築30年の物流施設を取得・改修し賃貸 「CPD大阪南港」リニューアルが完了

2021.08.30 15:01

 センターポイント・ディベロップメント(東京都千代田区、CPD)は、同社がアセットマネジメント業務を受託する特別目的会社を通じて取得した「CPD大阪南港」の大規模改修工事を完了した。物件は土地面積1万3409㎡、延床面積2万5832㎡、鉄筋コンクリート・一部鉄骨造7階建て(倉庫部分5階建て)。
 同物件は、CPDが大阪府大阪市住之江区に所在する物流施設を取得し、リニューアル工事を実施後、賃貸用として運用するプロジェクトで、2020年12月に着手した。大手国内物流企業が自社拠点として長年使用していた施設を取得したもので、高床と低床の両面バースを有し、エレベーター・垂直搬送機を計6基備えるなど縦搬送能力に優れ、床荷重や天井高も近代的な物流施設と同等以上のスペックを有している。築30年の施設であるため、長期的な運用を考慮。搬送設備や電気設備等の更新、外壁塗装や床の研磨等の大規模改修工事を施し、先月31日に完了した。
 改修工事完了前に、古河物流(東京都千代田区)との間で一棟全体の賃貸借契約を締結済みで、今月から稼働を始めている。

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