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「(仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」着工

2021.04.05 10:45

 阪急電鉄(大阪府池田市)と阪急阪神不動産(大阪市北区)は、複合施設の建設計画「(仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」に着手する。3月に解体等の準備工事を開始しており、6月に新築工事を開始。2023年8月末の竣工を予定している。
 同計画では、2998㎡の敷地に鉄筋コンクリート造、地上14階(高さ57m)、延床面積1万8336㎡の複合ビルを建設。計画地は阪急西宮ガーデンズ本館の西側に位置しており、一体的な街づくりを目指して整備が進められる。
 1階および歩行者デッキとの接続フロアとなる3階を、飲食・物販・サービス店舗等が入居する商業施設とし、4~9階の中層階は教育関連施設等の来店型テナントが入居するフロア。中層階には新たなワークスタイルに対応したサテライトオフィスを設けることも検討されている。10~14階の上層階は、単身世帯を主なターゲットとした112戸の賃貸住宅。地域および沿線の活性化への貢献を目指している。
 両社は「西宮北口」駅南東エリアで、2008年に複合施設「阪急西宮ガーデンズ本館」をオープン。2018年秋には同別館、同ゲート館を開業しており、今回の計画は一連の大規模開発の締めくくりとなる。

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