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東急リバブル 投資用不動産として自社開発したオフィスの第一号物件が完売

2020.12.28 14:19

 東急リバブル(東京都渋谷区)は21日、投資用物件として開発した初のオフィス物件が完売したと発表した。
 今回完売した物件は「(仮称)L’tia(ルティア)オフィス代々木」として建設されたもので、11月11日に竣工していた。同社は2018年に投資用不動産物件ブランド「L’tia」シリーズを設立し、小規模店舗やホテルの投資用不動産の開発販売事業を展開。2019年10月にはオフィスを商品ラインナップに加え、今回の第一号物件を着工していた。
 同物件は、JRおよび都営大江戸線「代々木」駅から徒歩4分。鉄筋コンクリート造・地上10階。1フロア1テナントを基本とし、1階に店舗、2~10階をオフィスとした全10区画のビルだ。明治通り沿いに立地し、「新宿」駅や「千駄ヶ谷」駅からも徒歩圏内。RC打ち放しにガラスのカーテンウォールと木調フレームを組み合わせた外観デザインが特徴的で、離れた位置からの視認性も高い。
 周辺にはアパレル・デザイン関連の企業やIT企業が多い立地特性を踏まえ、コンセプトを「Branding Work Place=入居企業のブランディングやビジネスに貢献する新しい小型複合施設」として、オフィスフロアは20名程度の在室を想定した規模とした。
 同物件のようなスモールオフィスは、オフィス分散を行う企業のサテライトオフィスやシェアオフィスなどの新たなワークプレイスとして、またスタートアップ企業等のメインオフィスとしてニーズが増加。また、大型オフィスに比べて相場の変動が小さく、投資用不動産としての安定性も評価されている。同社はこうした市場の発展性を踏まえ、今後も都内の主要駅エリアで開発を進めていくとしている。

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