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サンケイビルとリアルゲイトが協業 宿泊施設2棟をスモールオフィスに改装へ

2020.10.26 10:57

 サンケイビル(東京都千代田区)とリアルゲイト(東京都渋谷区)は、ゲストハウス型ホテル2棟をスモールオフィスへコンバージョンすると発表した。多様な働き方に対応する。竣工予定はいずれも2021年3月。
 同計画では、サンケイビルが展開するゲストハウス型ホテル「GRIDS」シリーズのうち2棟をコンバージョンする。対象となる2棟は、今年8月末まで「GRIDS秋葉原」および「GRIDS日本橋イースト」の名称で世界各国からの旅人を受け入れてきた。
 コンバージョンにあたっては、これまで多くの旅人の緊張を和らげてきたホテルの歴史を承継。「WORK EASY」をコンセプトに掲げ、「働く場所が憩いの場所ともなり、自然体でゆったりと、EASYなワークスタイルを実現する」施設を目指すという。新しい生活様式のニーズに対応するため、少人数でも働けるようなスモールオフィスとし、企業の縮小オフィス移転ニーズや急変するワークスタイルに適応する。
 ホテルやマンション・倉庫・商業施設をワークプレイスにコンバージョンした実績が豊富で、企画・設計・運営管理に至るまで一気通貫で手がけるリアルゲイトが、同プロジェクトの企画・設計・運営管理業務等を担う。2棟とも11月より内外装・屋上の工事をスタート。12月中旬には名称や利用に関する詳細を公開し、テナント募集も開始する予定だ。
 両社は今後も協働し、ワークプレイス開発のシリーズ化などを推進。企業の生産性向上・事業成長に寄与できる展開を目指す。

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