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レオパレス21 賃貸物件の推奨宅配ボックスに「OKIPPA」を選定 入居者に割引価格で提供

2020.10.19 10:37

 レオパレス21(東京都中野区)は、Yper(東京都渋谷区)が提供する置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を、全国の賃貸物件約57万室の推奨宅配ボックスに選定した。レオパレス21はこれにともない、12日より入居者特典として「OKIPPA」を割引価格で提供する。
 「OKIPPA」は、社会問題化した再配達問題の解決のためにも有効なシステムとして注目されてきた。国土交通省と経済産業省が設置した「置き配検討会」では、盗難リスクやプライバシー情報漏洩などの課題解決への対策事例として取り上げられている。さらに、新型コロナウイルス対策として、荷物の非対面での受取りニーズが増加。置き配は入居者にとっても必要なサービスとして捉えられている。
 Yperは、賃貸不動産を所有するオーナーや不動産管理会社向けに、初期費用ゼロ、維持費ゼロ、工事なしで宅配ボックス環境を物件に整備できる「OKIPPA for 不動産」を提供。レオパレス21は今回、すべての管理物件を対象に「OKIPPA for 不動産」に加入することで、同社管理物件の入居者が「OKIPPA」をスムーズに利用できる環境を整備した。
 レオパレス21常務執行役員の佐々木竜也氏は、「レオパレス21は単身者向けの物件を主としているため、ご不在時の荷物の受け取りでお困りの入居者様が多くいらっしゃいます。OKIPPAは、その課題を解決してくれるだけではなく、盗難対策やアプリ連動による配達完了通知等の利用者へのアフターフォローも充実しています。今後、当社の入居者様にご利用いただくことで、再配達減少への貢献と同時に、入居者様の利便性向上につなげて参ります」とコメント。
 Yper代表取締役の内山智晴氏は、「OKIPPAを通じて取り組んできた再配達削減に加え、新たな社会課題である感染症対策としての機能をご評価頂き、レオパレス21の入居者サービスの拡充にお役に立てることを嬉しく思います。当社としても置き配バッグOKIPPAの普及・利用促進に尽力して参ります」と述べ、両者とも全国でサービスの利用が広がることに期待感を示した。

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